はじめに
世界の熱狂的なダービーTOP20というのをご存知でしょうか。
イギリス紙「ミラー」が発表したランキングで、世界で最も盛り上がるダービーマッチのランキングです。サッカーファンならこのランキングに出てくるほとんどのクラブを知っているのではないでしょうか。それほど盛り上がるというなら是非現地で観戦してみたいですよね。
私が注目したのは5位フェネルバフチェvsガラタサライの一戦。これがトルコに行ってみようと思ったきっかけです。
ということで今回は2019年のトルコ、イスタンブールでのサッカー観戦について書きたいと思います。
イスタンブールまでの行き方
私の場合は成田空港から韓国を経由して、イスタンブール空港まで行きました。
当時イスタンブール空港はオープンしたばかりでとても綺麗で大きいという印象でした。ただ行きの時はゆっくり見ている時間はなく、帰りの時に見た印象です。どうして時間がなかったかというと試合開始時間が迫っていたからです。
空港に着いたのが16時台で試合開始が19時くらい。空港からホテルまでが1時間くらいなので余裕がありませんでした。そんな理由で写真が全然ありません。
ホテルまでリムジンバスを利用しました。イスタンブールの中心地まで行けます。
今回困ったホテルはこちら。
タクシミストホテルです。タクシム広場からすぐのところにあります。
ここを選んだ一番の理由が「ボーダフォン・パーク」のすぐ近くだからです。空港から試合開始時間まで余裕がなく、ホテルにチェックインしてすぐスタジアムまで行かなければならなかったので都合が良かったです。あとは夜の試合だとすぐにホテルまで戻れるのも安心でした。
第1戦 ベシクタシュvsブラガ
ホテルからスタジアムまでは徒歩20分くらいで迷うことはありませんでした。
スタジアムに着いて最初に思ったことは、何だか物々しいなということ。金網が設置されているし、警察官らしき人もたくさんいます。
ここでは身体検査、荷物検査を受けました。ただこの後もチェックポイントがありその度に検査を受けます。結局3回くらいチェックされと思います。これだけ厳しいのは初めてでした。
今回はホテルに荷物を預け、手ぶら同然でスタジアムまで行きました。財布、スマホくらいの感じです。もうひとつびっくりしたのは小銭も持ち込めないことです。なぜならピッチに投げ込む人がいて危険だからだそう。なので小銭に限らず狂気になりそうな物は一切持ち込めないということみたいです。持っていた小銭は仕方ないので提出し(つまり没収)、諦めました。
チケットの取り方
トルコのサッカーチケットはPASSOLIGというサイトやアプリで購入します。
こちらのサイトで詳しく解説されています。私も大いに参考にさせていただきました。トルコ語や英語はあるのですが、日本語表示機能がないので苦労しました。トルコサッカーを見にくる日本人は珍しいのでしょうか、ここが日本語使えるようになるだけでハードルは結構下がると思うのですが。
今回購入した席はホーム側のゴール裏です。応援が盛り上がるクラブということはファンも熱狂的ということで少し恐い気もしましたがせっかくならということでゴール裏を体験してくることにしました。
応援スタイルというのは各国で特徴がありますが、トルコでは全体を統率するリーダーがいて、その人の指示に従います。この点は日本とおなじですよね。そのようなグループがスタジアム内にいくつもあって、多分それぞれ独立しているとは思うのですが、応援がは始まるとグループ間の協力関係が見られます。あのグループがあのチャントをしたからそれに合わせて俺たちはこうだ!みたいな連携プレーがすごかったです。
スタジアム内には飲食販売もあり、試合前やハーフタイムに楽しむことができます。
ここで先ほどの小銭が持ち込めない話に戻るのですが、スタジアム内で飲食物を買った際にお釣りは出ません。確かにここでお釣りを渡していたら入り口であんなに厳重な荷物検査をした意味がないですもんね。買い物金額とお札との差額は諦めるしかありません。できるだけお釣りが出ないように考えて買い物することをお勧めします。この仕組みを知らずに買い物しようとした私は店員さんから「これじゃ損する額が大きいから、これも買ったら差額が少なくなっていいよ」という感じでアドバイスもらいました。
試合は残念ながら1−2でベシクタシュの敗戦となってしまいました。
が、暴動のようなことは起きず。私も無事にホテルまで帰ることができました。
これがイスタンブール初日、サッカーも見られて珍しい経験もできて大満足でした。
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